超人(釣人)?ジョーイ

風速35メートル以上吹いていた寒い冬の朝だった。 

いつものごとく突然なのだが、’ レイレイクが俺を呼んでいる ’ と言い出し、ジョーイが立ち上がった。

は?そりゃ外の爆風の音だよ!と思ったが、彼にとっては風など、なんの障害とも思わず釣りし続ける男だということを思い出した。

あるトーナメントの開催直後の朝、クランクベイトで、ナイスキーパーを釣り続けていた時の事だった。 フックを外そうとした時に、バスが暴れ出して、自分の鼻に引っ掛けてしまった。 しかもトリプルフック三本とも見事にバーブまで刺さったのだ。 パートナーがなんとか外そうとしても、痛がって、大騒ぎして何もできずに病院送り状態。 しかしジョーイがライブウェルにいる7パウンダーを眺めて、出した結論は、’ Never stop fishing! (釣り続行!) ‘。 そして残り6時間以上も鼻にクランクベイトを飾ったまま釣り続け、試合途中で出会った他の選手たちには何で釣れているかもバレてしまったが、それでも優勝。 ウェイイン直後の彼のコメントは、’俺が何を使って釣ったかは説明する必要もないだろう。 今日は一日中心臓の音が鼻にまでドックンドックン響いていたが、このベイビー(7パウンダー)を釣った時のほうがドキドキしたぜ!ガハハハ!。’ 

しかし、この後彼は、アドレナリンが切れたのか、病院に直行。 そして、ドクターが鼻に3本の麻酔注射を打ったと同時に、痛さと疲れが出たのか、気絶するという結末を迎えた。 

風が落ち着き始めたその日の夕方、暗くなる直前に携帯メールが鳴った。 開封してみると ’ 最後にやってやったぜ!’ というジョーイからのメッセージとグッドフィッシュの写真が届いていた。

彼も ’ バス人生 ’ にはまったアラバマR&Dのスタッフである。 翌日のオフィスでは、彼が新しく発見した話で盛り上がった。

admin posted at 2012-2-29 Category: categories

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