11時間5分の集中力

ウィンブルドンの第1回戦、フランスのMahatとアメリカのIsnerの戦いが3日間に渡り11時間5分の間行われた。 両者2セット取り、最終第5セットは70ゲームにまで及んだ。 一球一球、全精力を込めた打ち合いは、テレビを通して見ている自分にも伝わり耐えられないほどであった。 2メートルを超える長身の圧倒的なサービングパワーのIsnerに対しMahatは打ち合いに持ち込みチャンスを待った。 試合が終わった後、会場とテレビは両者が勝者であると言っていたが、そんなことがないことは本人たちが一番よく知っている。 残念だったのは歴史を築いたからと言って、会場から速く出たいであろうMahatを掴まえスコアボードの前に立たせて写真を撮ったり、アナウンサーがニコニコしながら彼にインタビューしている姿を見たことだった。 まさにそれは映画 ’7人の侍’の最後のシーンで、戦いが終わり村に平和が訪れた百姓たちが踊っている場面と同じではないか。 

admin posted at 2010-6-24 Category: categories

Leave a Reply

(Ctrl + Enter)