アメドリツアー

昨年のアメリカンドリームのチャンピオンから、アメドリツアーの感想が届きました。

彼の目を通した旅の様子が描かれています。

(以下全文)

昨年11月に開催されたKota’s American Dream(以下アメドリ)でまさかの優勝!から早1年。
今年はどのチームがバスキャットインビテーショナルトーナメント参加への切符を手に入れるのでしょうか。
今年も既に100チーム以上のエントリーがあるということで今から楽しみです。

さて、時間が経ってしまいましたが、これから参加する皆さんが手にするかもしれないその切符が、いかにエキサイティングなものなのかを、振り返りながらお伝えできればと思います。(まだエントリー受付中ですのでまだの方はお早めに!)

遡ること昨年4月下旬、アメドリで勝ち取ったチケットを握りしめ、成田空港へ。
昨年のアメドリにはパートナーの体調不良により私1人での参加でしたので、アメリカへも1人で行くはずだったのですが、今回は、普段からお世話になっている山中湖のプロショップ、センターフィールドの中原さんがバスキャットオーナーとして自腹で同行してくれることになり、一生の思い出に残る旅のスタートとなりました。

シカゴを経由し、約14時間のフライトを経て無事アラバマに到着。すると、見覚えのあるアメリカンなトラックで桐山プロが迎えに来てくれました。

実は、5年近く前に3カ月滞在させてもらっていたことがあるのと、去年もバスマスターオープンにスポット参戦するために訪れているため、毎回、遠い親戚のところに来た感じがします(笑)
この日は、近所のウォルマートで日用品の買い出しをしたり、YOUTUBEでガンターズビルの入れ食い動画を見たりして、あっという間に夜が更けていきました。

そして、ガンターズビルへ移動。今回ご用意いただいた宿泊先は山の頂上にあり眼下にレイクガンターズビルを望むことのできる景色が最高のコテージで、到着するなり、中原さんが服の中に隠れていたハチに刺されたり、ユニットバスの扉が内からかかってしまい部屋を変更することになったりと初日からドタバタしましたが、試合を含めた数日間をこの環境で釣りのことだけを考えて過ごせるのかと思うとワクワクが止まりませんでした。さらに今回バスキャット社が私に用意してくれたボートはなんとピカピカのBasscat PumaFTD!最高のもてなし、最高の船で参加できることの喜びを噛みしめながらの練習スタートとなりました。

【プラクティス】
プラクティス序盤は、本戦では別で出場する中原さんとの合同プラクティス。事前にフィッシングショップで購入した紙の地図と魚探のGPSマップだけを頼りに、広大な湖からトーナメントで勝てるバスを探すまさにドリームな時間。この気持ちは生涯忘れられません。

が、しかし、YUOTUBEの予習したスイムベイトで入れ食いのガンターズビルはそこには無く、数はそこそこ釣れるものの多くのバスがポストスポーンに移行したタイミングのようで想像以上にタフでした。

プラクティス後半は一人で湖へ。しかしやはり難しい状況は変わらず、勝負するなら個体は少ないもののサイズが期待できるサイトフィッシングをメインに組み立てることを決め、公式プラクティスが終了。
船を上げてからは試合のレジストレーション (大会前日に行われるフライト抽選やミーティング) のため、街の中心にある会場へ。バスキャット社長であるリック・ピアス氏や、昨年のアメドリにも来てくれたケビン・ショート氏との再会。

その後はBassCat社のアパレルやグッズの買い物を済ませ、翌日の本番に備えました。

【大会初日】
そしてバスキャットインビテーショナル初日。まだ暗いうちからボートを降ろし、湖上でライブウェルチェックの列に並びます。航行灯が水面で煌めく光景は動画や雑誌で見てきたアメリカのトーナメントそのもの。
明るくなり、周りの参加者としばし談笑。親子で出場しているチームや、お揃いのライフジャケットを着た老夫婦など、バストーナメントが文化に根付いているのが良くわかります。
しばらくすると、周りの船がアイドリングしていたエンジンを切り始めました。国歌斉唱。

脱帽したキャップを左胸に当て、静寂の中のアメリカ国歌が終わると、社長のリックがマイクでボートナンバー呼び、300艇近いバスキャットボートがフルスロットルで思い思い場所に。私も前日に4ポンドオーバーがロックしていたシャロ―エリアにかっ跳びました。メインレイクを抜け、ボート数艇分しかない島と島と間を抜け、クリークを滑走。日本ではまず味わえない体験です。
一番に入りたかったスポット付近に到着。サイト可能な明るさになるまで少しだけ時間つぶしして、前日魚がロックしていた場所へ。しかし、お約束通り4ポンドの魚は抜かれてしまったのか消え、その周りのウイードパッチに目を凝らし魚を探していくことに。アベレージサイズ2本を釣ったあと、動き回るキッカーを発見してマス針を使った日本流のフィネスで時間をかけ食わせるも、ロッド、ラインとのバランスが合っておらず、ジャンプバラシ・・・。
心折らずに他にも魚が見えそうな場所を2日目の開拓にと探しましたが、キーパーは見つからず、揃えるためにロングドライブでメインレイク中流へ、会場付近でキーパ場と考えていた場所へと移動を繰り返すもリミットを揃えられないまま終了となってしまいました。

不完全燃焼・・・。

初日終了後は、まったり生バンドのカントリーを聞きながらフライドチキンやタコスチップスを食べながら過ごすのですが、心ここに非ずの放心状態だったのを覚えています。ただ、フライドチキンはめちゃくちゃおいしかったことと、展示されていたニューモデルLYINX(リンクス)がカッコ良かったことはよく覚えています(笑)

【大会2日目】
バスキャットインビテーショナル最終日。この日は何としてもビッグフィッシュを持って帰り、見せ場を作りたい!ただその一心でした。向かったスポットは、前日とは異なり、メインレイク中流の大きな岬の先端とインサイドのミドルレンジをスイムベイトやスイムジグで探る展開。しかしノーバイト。この日は前日よりも風が強く、メインレイクで釣りが出来る場所は限られるコンディション。下流に移動する際もかなり波立っていたのですが、そこは日本でも信頼して乗っているバスキャット。自分で釣りをするのは初めてのレイクでも、恐怖感なく移動することができました。
そして下流のメインチャネルが入っている大規模なロックウォールエリアに到着。風の当たり方が絶妙でドラマが起こりそうな雰囲気。
岩壁絡む倒木や岩を流しながら打ち始めると強烈なバイトが!上がってきたのはコンディションの良いスポッツ。この食い方は連発しそうだなと、すぐにライブウェルに入れ、続きを打っていくと、またすぐにバイト。「完全にハマってる!」と4本釣ったところでふとよぎる…「あれ、そういえばスポッツのキーパ何インチだっけ?」。確かバスマスターでガンターズビルのスポッツのキーパーは12インチ。釣ったスポッツたちは14インチ。
「念のため聞いてみよう。」と桐山さんに電話。「確か12インチじゃない?ちょっと本部に聞いてみるよ」と桐山さん。少し待って電話が鳴る「この大会はラージもスモールも15インチキーパーなんだって!」
「・・・」全放流・・・。

ゼロからのスタート。残す時間は2時間。この場所でやっていてもキッカーを釣るのは難しそうだと感じ、プラで一番魚の反応が濃かったストレッチへ。ただ、この日そのエリアは風が吹き抜けており、ボートをステイするのもままならないコンディションで、かろうじて釣れたのは1インチ足りないノンキ-。何が違うのかと、落ち着いて周辺を魚探掛けしてみると、釣れていたフラットではなく、一段下のブレイクにベイトが濃くなっているのに気づき、ボートポジションを沖にとりキャストを開始すると、ガツンと強いバイト!ガバババと水面に姿を現した魚は4、5ポンドはありそうなビッグバス!落着いてやり取りし、何とかキャッチ。アメドリの時もそうでしたが、一人乗りでのハンドランディングは叫ばずにはいられませんね(笑)残った時間を集中力全開でやり切るも無念の時間切れ・・・。
唯一とれた魚は計ってみると4ポンド強のナイスフィッシュで、ウエインの時にも温かい拍手をいただき、1本だけど、ほんと釣れて良かったなと、バスに感謝。

しかし、アメリカではこのようオープントーナメントでも日本以上にバスのケアに力を入れていて、ウエイン待機中のプールや、リリースボートなど、バスを資源として扱っているなということを再認識しました。

この日の試合終了後は、バスキャットサポートエリートプロの、ポールアライアス、スティーブケネディ、セスフィーダー、エイドリアン、ジョンクルーズなど、アメリカかぶれにはたまらない面々との交流(笑)

そして、バスキャットエイラの新艇が当たる抽選会!(1/300でエイラ新艇とかバブルすぎますw)、優勝チームにマーゲイのフルリグが贈られるところを指を咥えながら眺めるひと時が過ぎ、最後に、リックと、ケビンショートに感謝してもしきれない想いを伝え、「次は日本にいつくるの?」なんて話をして、あっという間の2日間が終了しました。

さて、夢のようなアメリカの日々。お金を払ってアメリカで釣りをすることは何とかできても、未知の湖を、用意されたバスボートを操り、自分で探すトーナメント体験はなかなかできないと思います。また、歴代チャンプの方々の功績や、桐山さんが約10年続けてきた実績から、バスキャットインビテーショナルでは参加者やバスキャットプロから「おめでとう!」と声をかけられます。サラリーマンの私でもそんな体験が出来るのはアメドリだけだと思います!
初めてやったナイトフィッシングや、アメリカ人の釣り、めちゃくちゃ美味しかったローカルのハンバーガーなど他にも沢山書きたいことはありますが、今年もアメドリ参加しますので、興味がありましたら是非会場でお声掛けいただければと思います!

それでは今年も優勝目指して頑張りましょう!

私でも勝てたのですから、You can do it!
                                                   
   坂田

ドリームデーまで、後13日!

http://kotaamericandream.com/japan/

admin posted at 2017-10-19 Category: categories

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